- 2013年10月18日
- カテゴリ:達人
洋酒の達人 南里洋祐さん/『BAR Le Coq』店主

『BAR Le Coq(ルコック)』さんは、落ち着いた雰囲気が漂う正統派のバー。マホガニーの一枚板のカウンターに腰掛け、くつろぎの時間の中で自分を取り戻すのに最適の空間です。
シックで大人なムードですが、実際は老若男女、幅広い層から支持されている様子。バックに流れるジャズもいい感じです。
――このお仕事はいつから?
南里さん 大学時代にバーでアルバイトをしていて、たくさんの方々と出会えるこの仕事に魅力を感じました。自分の知らない、いろんな世界の話も聞けるし。
そこで卒業してすぐ、この業界に飛び込みました。迷いはなかったです。それから祇園の『El Tesoro(エル テソロ)』さんなど2店で修行し、ここに自分の店を開くことになりました。
――繁華街からは少し離れていますが…
南里さん お客様とゆっくりとした時間を共有したかったので、この場所にしました。まわりに、いいお店もたくさんありますし、静かでとても気に入っています。近くの方はもちろん、わざわざ遠方から来てくださるお客様もいらっしゃいます。
――お店の特徴は?
南里さん 洋酒は全部で200種ほど揃えています。私自身ブランデーが好きなので、特にブランデーの品揃えは充実しています。
旬のフルーツを使ったカクテルもおすすめです。何より、カクテルの基本であるジントニックがおいしい店と言われたくて、レシピにはこだわっています。
――お客様にはどう過ごしていただきたいですか?
南里さん とにかく、くつろいでいただきたいです。ほっと一息つく中で、自分をリセットしていただければと。お一人で静かに本を読んで過ごす方もいらっしゃいますし、会話を楽しむ方もおられます。普段着感覚で、思い思いのリラックスした時間を過ごしていただければと思います。
――将来の夢は何ですか?
南里さん 立てる限り、カウンターに立っていたいですね。